4月4日号のプレジデント、瞑想を取り上げています。画期的。
アメリカでヨガが大ブレイクして定着し、次にやってきているのがマインドフルネス、瞑想です。
グーグル、インテル、ナイキ・・・最先端企業で社内カリキュラムに取り入れられている瞑想―それが日本のビジネス界にも入ってくるのは間違いないでしょう。
マインドフルネスは、そもそも仏教由来の瞑想・・・本来は私たちの伝統にあるもののはずなのに、日本は逆輸入のものの方が価値を与えやすいのかもしれません。
雑誌の特集にある「超エリートがなぜ今、瞑想に励むか?」では、瞑想習慣のある人は、習慣のない人に比べて「自分で自覚する仕事のパフォーマンス、ワーク・エンゲージメント、仕事の満足度が高いという調査結果があるとし、脳科学からも実証されるとあります。
また、睡眠時間との関連よりも瞑想習慣の方が、こうした仕事のパフォーマンスにプラスの影響があるということです。
グーグルで行われているマインドフルネスのプログラムが紹介されていました。
パート1は「身体に気づくプラクティス」
意識を身体に向け、やがて頭の中に考えが浮かんできたら、また意識を身体に戻し、さまざまな感覚をありのまま受け止める。
パート2は「呼吸に気づくプラクティス」
呼吸に意識を向けます。
パート3は「思いやりの心を育むプラクティス」
その日に楽しい会話をした人を思い浮かべ、相手も「心と身体」を持ち、自分と同じであることを自らに語りかける。
こうした瞑想がプログラムの一環としてちゃんと行われているというのは、本当にいいなと思います。
私たちの身体だって、ちゃんとケアして動かしてあげないといけないのとまったく同じで、心、精神もまた、ちゃんとケアしてあげないといけないのに、それはすっかり後に置き去りにされてしまっている・・・。
瞑想はなにか特別なものではなくて、本当に当たり前に大切なもの。
私も、パートナーも、ずっと瞑想を続けてきています。
瞑想は生活の一部。ウォーキングするのと同じように普通のことです。
私たちは縁あってアメリカやインド、日本で瞑想を学んできました。
東洋にある瞑想の内なる科学を学んできました。
そして仕事をしたり日々を過ごしながらも、もし望んでいる人がいるなら、一緒に瞑想をしたいと思い瞑想会を開いています。
とくにハートを使う瞑想は、このマインドフルネスのステップを、より容易に、そして豊かにしてくれるものです。
最初は目を閉じて座っても頭の中に思考がぐるぐる動いて、なかなか気づきをもてないものです。そんな時にハートを扉とすることは、本当に有効です。
ピッコラでは毎月第4木曜日の午前にハート瞑想会を開いています。
3月は24日です。
初めての方でも気軽に参加できるので、一度体験してみてください。