「本質を生きる―3つの本質的真理の探究」

「本質を生きる―3つの本質的真理の探究」

11月にプラサードのリードする『本質を生きる～エッセンシャル・リビング～　「本質の目覚め」』があります。

「本質の目覚め」のパートでは、３つの本質的真理を探究し、それを自分の人生で実行することを学びます。

そう、探求だけではなくて実行を伴うプログラムなのです！

この3つの本質的真理とは、

○それはすでにあなたの中にある

○あなたは意識的に自分の内なる強さとつながり、そのなかに中心を置くことができる。選択はあなたにある。

○本質からの創造は、非常に異なる現実を生みだす。

というものです。

まず、愛や自由や平安、勇気や統合性といった本質が、既に自分の中にあるという真理。

これについては以前ブログにも記しましたが、そうした本質が自分の内側にあることを知ることは、とても大きな解放です！　

それは脈々と身体中に満ちる感覚を伴う体験知なのです。

普段、私たちはこうした本質を渇望しており、それらを手にしようと、あらゆる努力を試みます。

例えば〈安らぎ〉を得るために、関係性を持ったり、一生懸命奉仕したり、お金持ちになろうとしたり、仕事をしたり、いい親や子供になろうとしたり、あらゆることをするかもしれません。

あるいは〈自由〉を得るために、お金持ちになろうとしたり、成功しようとしたり、もしかしたらレーサーになりたいと思うかもしれません。

しかし、仕事で成功しても、必ずしも安らかであるとは限らないし、自由になるかどうかは分かりません。

たいていの場合、ある目標に到達しても渇望は残るでしょう。

そもそも、そうした目標を達成することで、実は何を自分は望んでいるのかにさえ、多くの場合は無関心です。

それでも確かなことがひとつあります。

それは、目標を達成すれば幸せになれると思っているということです！

ですから、幸せになりたいと願っている全ての人に、心からお勧めしたいと思います。

本質は既に内側にあることを感じ、体験し、知ることを！

その体験は人生の見方を180度転換してしまうでしょう。

自分に欠けているものを一生懸命得ようとすることと、既に内側にあるものを生きようとすることには、とても大きな開きがあります。

欠けているものを外から得て、自らを満たそうとするとき、私たちは自分を弱く感じているものです。

弱さからくる言葉や行動は、自分自身や他者に様々な影響を生み出します。

手に入れるために、あるいは折角手に入れたものを失わないように、微妙な駆け引きがあるかもしれないし、妥協しなければならないと思ったり、おそらくは、なんらかの緊張があることでしょう。

弱さを感じている時、自分には主導権がないと感じているでしょう。

このような時に、自分の中心にいることは、とても困難です。

一方、内側に脈動する本質を感じることが出来るとき、私たちは力強く感じます。

生きるために必要な活力が内側から湧いているのを感じることでしょう。

それは決して枯渇することがありません。

そして意識的であればあるほど、より豊かでより力強く感じることでしょう。

その時には、表層に現れるかたちは、遊びのように喜びに彩られ、分かち合いとなります。

自分が満たされて力強く感じるとき、選ぶことができると感じることでしょう。

そんなとき、中心にいることは、より容易になります。

この内なる本質の知覚と、表層における表現、その掛け橋となるのは、私たちの内側にある強さです。

この掛け橋なしには、たとえ内側に深い気づきがあっても、それを現実の生活の中で表現してゆくことが困難となります。

私自身は、どちらかというと、内側志向が強いタイプです。

ですから、瞑想を通して内側の気づきを養うことにはいくらでもエネルギーを向けられるのですが、日々の中にどのように表現するかという事に関する意識は希薄でした。

私にとって、幸せであることは、内側が穏やかであることだったので、そのために内側にのみ働きかけをしていたわけです。

この「本質を生きる～エッセンシャルリビング」のシリーズで学んだことは言い表せないほど大きく、私の人生を変容しました。

日々の生活の中で表層のかたちとなっているもの全ては、内側深くと繋がっていることが分かると、何一つ意味のないものはなく、何一つ無駄なものはないと思うようになりました。

そしてまた、生は創造的であること、深刻なものではなく遊びのように色彩豊かなものだと思うようになりました。

以前は生をとても深刻に捉えていて、克服すべきものが多く、葛藤が多かったように思います。

ここで、もう一つ言い添えておきたいことがあります。

外側のかたちは、いつも穏やかでないかもしれないということです。

時には仕事や対人関係での困難さがあるかもしれないし、健康などの困難さがあることもあります。

そうした事象は、変わらずあり得ます。

ただ、それらへの認識には、限りなく大きな変化が生まれます。

外側のかたちは、とても流動的でダイナミックです。

そして、それをいつも固定した状態に留めておこうとすること、コントロールしようとすることは賢明なことではありません。

ある時、ユニティインスティチュートの講師の一人であるリーラに尋ねたことがありました。とても悩んでいたときのことです。

瞑想をして、中心を知り、本質を知って、なぜこんな大変なことがやってくるのだろう、何が私に足りなくて、何を学ばなければならないのでしょう、と。

その時に彼女が答えてくれたことは、私の大きな助けとなっています。

「生はダイナミックなの。凪もあれば高波もある、生とはそうしたもの。

そのダイナミズムはエネルギーで、そのエネルギーがあるからこそ、私たちは更に深く進むことができるのよ」

表層を生きること、そのエネルギーは、私たちがもっと中心に入ることを助けるものであること・・・。

これは深い気づきでした。

「本質を生きる～エッセンシャルリビング」で学べる3つの本質的真理、

○本質はすでにあなたの中にある

○あなたは意識的に自分の内なる強さとつながり、そのなかに中心を置くことができる。選択はあなたにある。

○本質からの創造は、非常に異なる現実を生みだす。

これらを是非、学び味わい、実践にていただきたいと思います。

私もまた、この学びの中にずっとあります。