「悟りのシンクロニシティ」ワンディセミナーを終えて

17日(日)の「悟りのシンクロニシティ」ワンディセミナーのレポートをユニティインスティテュートのブログに書きました。以下がブログにアップしたレポートです。よかったら読んでくださいね。



広島での「悟りのシンクロニシティ」ワンディセミナーを終えて


当日はお天気が良くて、公園の中にある会場の中にもたくさん光が差し込んでいました。

午前は、ひとりひとりがハートを通して自分の内側に深く入り、そこにある愛の質に触れました。


瞑想を続けている方や、瞑想を始めて間もない方、それぞれ内側に向う旅は独りですが、会場には、愛や慈しみのようなハートの質が広がっていました。

シェアリングを交えながら、お互いがお互いの歩みを尊重し合う、とても受容的な雰囲気の中でのセミナーは進んでいきました。


こうした雰囲気の中では、より安心して深く内側に向うことができます。

それはグループワークならではの良さでしょう。

参加してくださった誰もが、本来の自分自身を生きようと、真摯に自己と向き合っている――その姿は、とても心を打つものでした。


午後には、いくつかの実際的な状況を使って、エクササイズをしました。


例えば仕事や関係性など、具体的な状況を使いながら、そこで何が起こっているのか、それに対してどんな考えや感情があるのかに、つまり意識の多重構造の外周に気づきを向けました。

そして私たちは、今度はハートを通して内側に入り、そうした状況に関連する内なる本質に出会っていきました。


それから、ひとたび内側に繋がった後では、その同じ状況がどう見えるのか、どんな理解が生まれたのかをシェアリングしました。


内側からの気づきがとても不思議な感じでやってくる、というフィードバックがいくつもありました。

「自分で思っていたのとまったく違う本質を感じた」

「内からやってくる理解は何か胸があたたかく、歓びを伴っていた」

「なぜか分からないけど涙が出てくる」など、

普段いっしょうけんめい考えている時とは全く違うかたちで理解が来るというのです。


特に関係性を扱ったエクササイズは、印象深いものでした。

エクササイズでは、親しい人、あるいはもっと通い合い理解し合いたい誰かを選んでもらったのですが、

中には敢えてチャレンジングな相手を選んで試みた参加者もいらっしゃいました。

一日かけてハートの雰囲気が作られた空間では、自分や相手の感情の波の下に、それぞれ深く本質があることが、

感じ取られているようでした。


たとえそれが、時には曇って見えないことがあっても、それでも、ひとたび自分の内側で本質に出会うことができたなら、

それは大きなステップです。

雲の中にすっぽり頭が入ってしまっていたとしても、それでも、雲の外には晴れ間があることを知っているからです。


私たちは、気づきを持ったり、また忘れてしまったり、それを繰り返します。

ただそれでも、気づく前と全く同じではありません。

忘れていても、また思い出すことができるのですから。

だから、気づきがやって来て嬉しくなったり、いつの間にかまた気づきが狭くなったり、そんなアップダウンを繰り返すことがあってもがっかりしないで、その時々の最善を試みようとしている自分に価値を与えあげましょう。


このワンディセミナーに参加してくださった皆さんが、自分のハートに親しんで日々を送っていることを思い描いています。

そして互いがシンクロニシティの中で繋がり、それぞれの歩みに静かに愛をもって寄り添っているようにも感じています。


来てくださった皆さん、たくさんの美しい本質を分かち合ってくださり、心から感謝しています。本当にありがとうございます。


皆さんが生活の中でハートからの気づきを実践し、そしてまた、そうしたいときにはいつでも一緒にハート瞑想をしたり、読書会ができるような、そんな場をいつも用意しておきたいと思っています。


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