第5チャクラとハートチャクラ

 今朝はセドナのプラサードとアルヴィナから第5チャクラのイントロダクトリークラスがインターネットを通して提供されました。来月、東京で行われるセミナーのイントロダクトリークラスでもあります。


 私たちのチャクラ、大きな7つのチャクラについてはご存知の方が大勢いらっしゃると思いますが、エネルギーの中枢としてのチャクラには、それぞれの機能があり、異なるエネルギーがあります。


 喉にある第5チャクラは、例えばコミュニケーションや聴くこと、創造性に関連するエネルギーの中枢です。第5チャクラの表層には私たちの条件付けや思い込みがあり、表層に留まるときには、そうした条件付けや思い込みから、私たちは人生を構築することになってしまいます。しかし同時に、この第5チャクラの奥深くには「信頼」という本質のエネルギーがあります。第5チャクラの、より中心に繋がることで、「信頼」という本質から生を生きることが可能になってくるのです。


 今朝のインターネットクラスでは、第5チャクラの表層にあるとき、私たちは物事をどのように捉え、その結果どんな影響を受けているのか、そしてチャクラのより中心に繋がると、どのような変化がもたらされるのか、ということを探求してゆきました。


 アルヴィナが、まず私たちをハートへとガイドしてくれました。その後で、参加者はそれぞれ、まず、自分が信頼を持てなくなるような状況を選びました。そして、その困難な状況にあると想像するとき、自分の身体にどのような感覚が生まれているのかに気づきを向けました。

 

 私は、自分に自信が持てなくなるようなある状況を選び、その時にたくさんの感覚が身体のあちこちにあることに気づきました。例えば、喉がしまるように感じ、胸も塞がり、十分に呼吸が入ってこないようでした。眉間には緊張があり皺ができ、そしてお腹もギュッとしまった感じでした。そういう状況にある時には、自分の行動もとても制限されていて、そこで可能性を見つけることも、大変難しく感じられました。


 プラサードは次に、私たちをハートのチャクラに繋がるようにガイドしました。胸に手を置いてハートを思い出します。

 ハートには、どんな緊張や居心地の悪さをも、そのままにしておく、とても広い受容性があります。身体のあちこちにある緊張をハートに含んでいくと、何か自分に対しても慈しみが生まれて、そうした緊張が緩んできました。ちょうど、怖がって緊張している小さな子供が大きく柔らかな腕に抱きしめられたように、ふっと身体も緩みました。


 ハートの無条件の愛や受容性といった本質は、各チャクラのエネルギーのバランスをとり、より開いていく上で、とても大切なものです。ハートの中心に繋がることで、私たちの気づきは増してきます。そして表層だけでなく、各チャクラの中心にも気づくことができるようになってきます。


 プラサードは、今度は、第5チャクラのより中心にある「信頼」のエネルギーに繋がるように、私たちをガイドしました。そして、この「信頼」と共にある時、私たちは何を体験するのかに気づきを向けました。


 私の第5チャクラの表層にあった自信のなさや不安をハートからのエネルギーが包んでいました。緊張していたエネルギーが緩んで、よりチャクラの奥を感じることができていました。そこには寛ぎと静かさがあり、手放しで開いている感覚がありました。そして、そこから状況をみると、未知の中に手放して立っていて、静かで寛いでいるイメージがありました。その時には、状況に対してより明晰性が生まれて、自分がする行動の中にも、余分な埃がない感じでした。


 昨年には、プラサードやアルヴィナ、リーラによるハート瞑想ティーチャー・トレーニングコースがユニティインスティテュートから提供され、今では多くのティーチャーが、たくさんの人びとにハート瞑想を分かち合っています。トレーニングの最後でプラサードは、「ハートを開き、ハートからの気づきが増し、そこからさらに第5チャクラに、より意識的になることが、私たちが真に自分自身を生きることの実践的なプロセスだ」と言っていました。

 

 第5チャクラのセミナーが日本で開催されるのは初めてとのこと、これまでの瞑想の体験の有無なども関係なく、どなたにでも開かれたセミナーです。長年瞑想やトレーニングを積んできた人々もたくさん参加されるであろう、このセミナー、ユニティインスティテュートの他のセミナーやトレーニングがそうであるように、ハートのシンクロニシティが核となっているからこそ、そうした経験の有無を超えて、誰もが、より深い次元へ繋がるフィールドが用意されていること、間違いありません。